【阪神スプリングジャンプ】4番人気ヴェイルネビュラが重賞初V 五十嵐雄祐騎手は障害全6場重賞制覇を達成

阪神スプリングジャンプを制したヴェイルネビュラ(右)(カメラ・高橋 由二)
阪神スプリングジャンプを制したヴェイルネビュラ(右)(カメラ・高橋 由二)
障害重賞全6場制覇を達成した五十嵐雄祐騎手(左)(カメラ・高橋 由二)
障害重賞全6場制覇を達成した五十嵐雄祐騎手(左)(カメラ・高橋 由二)

 3月15日の阪神8R・第27回阪神スプリングジャンプ・JG2(4歳上オープン、障害3900メートル=8頭立て)は、五十嵐雄祐騎手が乗った単勝4番人気のヴェイルネビュラ(セン7歳、美浦・大竹正博厩舎)が最後の直線での叩き合いを制し、障害重賞初勝利を挙げた。勝ち時計は4分31秒7(良)。頭差の2着に1番人気のジューンベロシティ(森一馬騎手)、さらに5馬身差の3着に3番人気のネビーイーム(小牧加矢太騎手)が入った。

 五十嵐騎手は「距離が長いレースなので、折り合いをつけてゆっくり運びましたが、ペースが遅くて行きたがっていました。ぴったり折り合ったわけではないが、何とか我慢して走ってくれた。ジューンベロシティを負かせる手応えを感じていたので、最終障害の前からびっしり並んで、力を出してくれた」と笑みを浮かべた。

 この勝利で五十嵐騎手は障害重賞が行われている6つの競馬場(中山、東京、新潟、京都、阪神、小倉)のすべてでの重賞勝ちとなった。「阪神だけなかなか勝てなかったので、勝てて良かったです」とホッとした表情だった。

 森一馬騎手(ジューンベロシティ=2着)「61キロの斤量と、阪神の経験が少なかったことですかね。カラ馬に物見もしていたので、それも響きました。目標にされたぶんもあります。(中山グランドJに向けて)叩いて良くなると思います」

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