
【中山11R・スプリングステークス】◎ダノンセンチュリーから入る。過去10年間でキャリア1戦の馬は【0・0・0・4】。一度も馬券に絡んでいないが、新馬戦の好パフォーマンスからデータを覆す可能性を秘めた好素材とみている。
東京の芝1800メートルだった初陣はスタートを決めて馬なりのまま主導権を奪ってマイペースの逃げ。道中の折り合いは問題なく、直線はラスト2ハロンを11秒0―11秒0と最後まで減速することなく押し切った。注目すべきは、最後まで左手前のままだったこと。まだ若さを残す走りで結果を出したことも評価できるし、実戦を経験したことで手前の変換などパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。
中5週だが調整は順調。1週前は新コンビの戸崎が騎乗して美浦・Wコースで目立つ動きと時計(5ハロン65秒8―11秒5)をマークしていた。初戦のセンスあふれる内容から、控える競馬になっても対応できるはず。無傷2連勝での重賞初挑戦Vに期待する。
唯一の2戦2勝マテンロウバローズは引き続き好調で相手筆頭の評価。キングスコールも1戦1勝だが素質は高く、骨折明けでも侮れない。