
中山11R・アネモネステークス・馬トク激走馬=ムーンライトラガー
昨年12月の京都・芝2000メートルでデビューVを決めたオルフェーヴル産駒。レースの上がり3ハロン全て11秒台のラップを刻んだ決め手比べを大外一気に2馬身差抜け出した。荻野琢騎手は「能力はあると思っていましたが思った以上にバシッと切れました」と振り返った。
2戦目のあすなろ賞は出遅れたうえに4角最後方から大外を回すロスの多い競馬。レースのラスト2ハロンが11秒5、11秒5ではさすがにつらく、参考外としていい。
前走後も疲れを残さず、坂路で入念に追われ、フレッシュな走りを披露。マイルへの距離短縮は問題なく、
追い出してからの反応がワンテンポ遅れる点、気性面をケアして運べば、この相手でも能力上位。初コンビを組む戸崎騎手の手綱さばきに注目だ。