【中山6R・3歳未勝利】良血グロスビークが待望の初V ルメール騎手「まだ伸びしろがあります」

初勝利を飾ったグロスビーク(左)(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったグロスビーク(左)(カメラ・荒牧 徹)

 3月15日の中山6R・3歳未勝利戦(芝1800メートル=16頭立て)は、1番人気のグロスビーク(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父シスキン)が、デビュー4戦目で待望の初勝利を挙げた。24年の中日新聞杯を制して、16日の金鯱賞に出走するデシエルトの半弟で、祖母にアドマイヤグルーヴを持つ良血馬。勝ち時計は1分48秒9(良)。

 8番枠から五分のスタートを決めて、道中は5、6番手に構えた。3角過ぎから徐々に前との差を詰めて、直線で外に持ち出すと、鋭い伸び脚で前をまとめてのみ込んだ。

 ルメール騎手は「道中は落ち着いて乗りやすくなっていた。以前はかかって、乗りづらかったですから。距離もよさそう。切れる脚のある馬で、まだ伸びしろがありますね。休み明けでも、いい脚を使ってくれました」と、さらなる成長を期待した。

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