菱田裕二騎手が阪神3RでJRA通算500勝達成 「毎レース1着を目指して頑張りたい」

阪神3RのルシタニアでJRA通算500勝を達成した菱田裕二騎手(から4人目)(カメラ・高橋 由二)
阪神3RのルシタニアでJRA通算500勝を達成した菱田裕二騎手(から4人目)(カメラ・高橋 由二)

 3月15日の阪神競馬3R・3歳未勝利(ダート1800メートル、13頭立て)でルシタニア(牡、栗東・武幸四郎厩舎、父レイデオロ)が1着となり、騎乗した菱田裕二騎手(32)=栗東・岡田稲男厩舎=は現役36人目となるJRA通算500勝を達成した。

 2012年3月3日の中京1Rでバトルマグマ(4着)に初騎乗して以来、7517戦目での区切りの勝利となった。これまでにJRA重賞は8勝で、昨年の天皇賞・春をテーオーロイヤルで制している。3R後のセレモニーでは、同期の中井裕二騎手(31)=栗東・フリー=からぬいぐるみを贈られた。

 菱田騎手は「500勝まで1勝となってから少し時間がかかってしまったので、意識していました。ゴールした瞬間は接戦だったので、検量室に戻ってきて1着が分かり、すごくうれしかったです。400勝から500勝まで少し時間がかかりましたが、その中で印象的な勝利もさせていただきました。苦しいこともありましたが、達成できてとてもうれしいです。自慢できる数字ではないと思いますが、積み重ねてきた数字でもあるので、すごくうれしいです。今後は一つ一つ、自分の学びになるレースをしていけたらいいなと思っていますし、その中でやはり1着が一番うれしいので、毎レース1着を目指して頑張りたいと思います。皆さんに楽しんでいただけるように努力して、良いレースをできるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。

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