JRAは9日、2023ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ、8月26、27日、札幌競馬場)に出場する外国人騎手6人を発表した。
選出された6人のうち、日本で騎乗経験があるのはジョアン・モレイラ騎手(39)=ブラジル=とウンベルト・リスポリ騎手(34)=イタリア=のみ。日本初騎乗となるのは香港で活躍するアレクシス・バデル騎手(33)=フランス=、アルピニスタで昨年の凱旋門賞を制したルーク・モリス騎手(34)=イギリス=に加え、女性騎手が2人選ばれた。レイチェル・キング騎手(33)=オーストラリア=は2シーズン連続で豪州G1を制覇。マリー・ヴェロン騎手(24)=フランス=は20年に年間84勝を挙げ、ミカエル・ミシェル騎手が18年に樹立した女性騎手の年間最多勝記録を更新するとともにリーディング7位で、女性騎手として初のトップ10入りを果たした。
すでにJRAから、戸崎圭太(2022年「MVJ」受賞者)、 川田将雅(勝利度数関西1位)、横山武史(勝利度数関東1位)、武豊(顕著な活躍)、クリストフ・ルメール(以降は勝利度数上位)、岩田望来、坂井瑠星、地方から宮川実(高知所属)が選ばれている。