9月2日の小倉12R・3歳上1勝クラス(ダート1700メートル=16頭立て)で、永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=がサイモンザナドゥ(牡3歳、栗東・小林真也厩舎、父アジアエクスプレス)で勝利。2Rのイーグルノワール、4Rのウインエーデルでも勝っており、4月9日の福島以来、自身2度目の一日3勝となった。勝ち時計は1分44秒9(稍重)。
スタートでやや後手に回り、道中は後方待機。「ペースが速かったので、リズムを崩さないように」と焦らずレースを進めた。4コーナーでは「内に手応えの悪い馬がいたので」と冷静に大外を選択すると、ラスト3ハロンはメンバー最速の37秒9。一完歩ずつグイグイと前との差を詰める豪脚を繰り出し、鼻差捉えたところがゴールだった。「調教からしまいの反応が良かった。外に出してどれくらい脚を使ってくれるかと言うレースでしたが、捉えてくれましたね」と、パートナーの頑張りをたたえていた。