【小倉2歳S】アスクワンタイムが頭差で重賞初V 岩田望来騎手「何とかしのいでくれ、と」

小倉2歳Sを制し、プレゼンターの水谷隼さん(左)に祝福される岩田望来騎手(カメラ・高橋 由二)
小倉2歳Sを制し、プレゼンターの水谷隼さん(左)に祝福される岩田望来騎手(カメラ・高橋 由二)

◆第43回小倉2歳S・G3(9月3日、小倉・芝1200メートル、良)

 夏の小倉最終日の2歳重賞は10頭立てで争われ、5番人気のアスクワンタイム(牡、栗東・梅田智之厩舎、父ロードカナロア)が大外から差し切って、未勝利Vからの連勝で重賞初制覇を飾った。18年に同レースを制した全兄ファンタジストとの兄弟制覇を飾った。勝ち時計は、1分8秒6。

アスクワンタイム(手前)がミルテンベルク(左)との追い比べを制す(カメラ・高橋 由二)
アスクワンタイム(手前)がミルテンベルク(左)との追い比べを制す(カメラ・高橋 由二)

 頭差の2着は2番人気のミルテンベルク(藤岡康太騎手)が続いた。さらに1馬身半差の3着は4番人気のキャンシーエンゼル(松山弘平騎手)だった。

アスクワンタイム
アスクワンタイム

 岩田望来騎手(アスクワンタイム=1着)「新馬戦と2走目、あまりゲートからの行き脚が良くなくて、きょうも予想していた通りにあまり進んで行かなかったです。ただ、きょうは差しが決まっていたのでゆっくり、リズムを大切にしました。直線に向いて追い出したタイミングで、すごくいい反応をしてくれたので『あ、これ届くんじゃないかな』と思いました。(前を)かわしてから若干、遊ぶ場面があったので、何とかしのいでくれ、と思っていました。すごく乗りやすい馬ですし、自在性もあります。距離が延びても大丈夫なんじゃないかなと思います。暑い中、ファンの方にたくさん足を運んでいただいてありがとうございます。勝つことができて、最高の締めくくりができました。秋もこの調子でいけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

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