◆第57回スプリンターズS・G1(10月1日、中山競馬場・芝1200メートル)
【キーンランドC】この日、札幌競馬場は局地豪雨に見舞われた。8R出走馬を周回中のパドックから引き揚げさせて天候調査。発走時刻が15分、遅れた。芝コースは良→重へ。急速に悪化した。
逃げて2着シナモンスティックが内を大きく空けて走るほどの馬場。優勝したナムラクレアは終始、大外を回って4角4番手。上がり3ハロン最速35秒2を繰り出し、残り1ハロンで力強く抜け出す横綱相撲。とにかく強かった。
この勝利を加え、6ハロン戦なら【5111】。重賞Vは、ほかに小倉2歳S、函館スプリントS、シルクロードS。今春のG1・高松宮記念も2着。高速、道悪を問わず、まず崩れない。23年サマースプリントシリーズは、ジャスパークローネにチャンピオンを譲ったが、ヒロイン誕生の予感が。