◆第27回シリウスS・G3(30日、阪神・ダート2000メートル)
交流G2を含め全5勝を武豊とのタッグで挙げるクリノドラゴンが、第27回シリウスS・G3(30日、阪神)で約8か月ぶりに復帰する。前走の東海Sは5番人気に推されたが12着。担当の岩元助手は「いつもより前で運んだぶんなのか、レース中に骨折していたからなのか…」と、伸びあぐねた原因を分析する。
8月下旬に帰厩して順調に乗り込み、1週前追い切りは厩舎所属の田口を背に栗東・CWコースで併せ馬。6ハロン81秒4―12秒5と負荷をかけた。同助手は「体に幅が出たし、太め感はありません。田口も『以前よりバランスがいい』と言っていました。ユタカさんも、仕掛けるタイミングをつかんでくれているので」と好走を期待した。(玉木 宏征)