【スプリンターズS】昨年3着のナランフレグが及第点の動き 丸田恭介騎手「去年のスプリンターズSと同じくらい」

Wコースで追い切ったナランフレグ(左)。中央はラーグルフ、右はシリウスコルト(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったナランフレグ(左)。中央はラーグルフ、右はシリウスコルト(カメラ・荒牧 徹)

 ◆第57回スプリンターズS・G1(10月1日、中山競馬場・芝1200メートル)追い切り=9月27日、美浦トレセン

 昨年の3着馬で、前走のキーンランドC10着から巻き返しを狙うナランフレグ(牡7歳、美浦・宗像義忠厩舎、父ゴールドアリュール)が、Wコースでの3頭併せで及第点の動きを見せた。外シリウスコルト(2歳1勝クラス)、中ラーグルフ(4歳オープン)に続く3番手からスタートし、5ハロン66秒8―11秒7の馬なりで大きく遅れた中ラーグルフを尻目に、外シリウスコルトとほぼ併入に持ち込んだ。

 手綱を執った丸田恭介騎手は「最後は2歳に併せる程度で持ったままこられた。状態が良すぎた前走ほどではないが、いい状態をキープ。去年のスプリンターズSと同じくらいですね」と語った。この日の追い切りでは、前走で初めて装着したブリンカーを着けなかったが「あまり慣れても困るので要所で。本番は着けます」とレースでは着用する予定だ。

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