◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)=美浦トレセン、10月17日
ナイトインロンドン(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎、父グレーターロンドン)は追い切り前日のこの日、Wコースを5ハロン86秒7―15秒6で軽く調整。大竹調教師は「気持ちが入ってきているので、ウッドの方がいいかなと。元々ストライドの大きい馬なので、坂路でそこをそぐのが嫌だった」と意図を説明した。
前走の神戸新聞杯は11着と大敗。トレーナーは「パドックでかなりイレ込んでいたし、スローから一気にペースが上がったところで、外からついていってしまった」と、敗因を分析する。チークピーシーズが効きすぎた可能性もあり、馬具に関しては本番まで装着を見極めるようだ。
一方で、淀の3000メートルに同調教師は「前走は2400メートルでも短いかなという印象だったし、持ち味を生かせる舞台だと思う」と自信を口にした。「母の父がメジロマックイーンなので菊花賞に出したかった」と待望の大舞台で、強豪撃破を狙う。