【スワンS】グレナディアガーズは骨折明けでも好気配 得意の7ハロン戦で復活V目指す

復活を狙うグレナディアガーズ
復活を狙うグレナディアガーズ

◆第66回スワンS・G2(10月28日、京都競馬場・芝1400メートル=1着馬に優先出走権)

 グレナディアガーズ(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父フランケル)が7か月ぶりの復帰戦を迎える。高松宮記念(5着)の後、右前肢第3手根骨の骨折が判明。福永助手は「帰厩後は順調に調教メニューを消化できていますし、元々久々でも動けるタイプ」とうなずいた。

 前走は最後方からの追走。直線で馬群がばらけると外に持ち出され、上がり最速の34秒9で5着まで追い上げた。1200メートル初挑戦で12着に敗れた22年高松宮記念から大きく前進。今回は【2301】と相性がいい1400メートルで、脚力を発揮するには打ってつけだ。

 約1か月じっくり乗り込まれ、先週は栗東・CWコースで6ハロン82秒4―11秒4。馬なりでレッドバリエンテ(4歳オープン)に2馬身半追走から併入した。福永助手は「来週のひと追いで態勢は整うとみています」ととさらなる上昇を見込んでいる。

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