◆第40回マイルCS・G1(11月19日、京都記念・芝1600メートル)
3年連続の参戦で念願の初制覇を狙うシュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)は、前走の毎日王冠(3着)を叩いて上昇ムードを見せている。今春は読売マイラーズCで2年ぶりの白星を挙げ、安田記念も3着に好走するなど力に衰えはない。
美浦・Wコースでの1週前追い切りは、6ハロン80秒3―11秒4で一杯に追って4馬身半追走した僚馬に最後は半馬身先着した。手塚調教師は「動きは良かったですね。やる気も一時期よりあるし、万全の体調だと思います」ときっぱり。すでに前回の京都遠征時と同じく栗東に移動しており、人事を尽くして大一番に挑む。