今回もチャンピオンズCのことを振り返ります。レモンポップはアメリカの血統ですし、アメリカの競馬のような、強い馬が前に行ってそのまま残るイメージが頭の中にありました。いつも4コーナーまで引っ張りきりぐらいで来ますが、直線に向くぐらいで『さすがにしんどいなあ』と。決して勝てるという感じの手応えではなかったです。
馬はすごくピリピリしていて、精神的に研ぎすまされたような感じ。本当は返し馬も左回りで行きたかったのですが、気が入ってしまって行けず、仕方なく右回りで行きました。それだけ馬も追い詰められた状態でした。
レースではジョッキーカメラをつけていました。動画をよく聞いたら、レース中もしゃべっているのが分かると思います。あの形になったら、他の馬は関係ありません。自分とレモンポップの2人だけの時間だったので、しゃべりかけながら乗っていました。機会があれば、聞いてもらいたいです。
日曜は8鞍です。阪神JFのドナベティは距離はギリギリかなと思います。なるべくロスなく、前走みたいに運びたいですね。ケイアイアニラは最初から期待していた馬。前走の内容が良かったですし、使ってさらに良くなりそうです。(JRA騎手)
【阪神】
1ヴォルスター B
2ペプチドヒナタ B
5セレブレイトエールA
7ガルムキャット C
9シルキーヴォイス C
10オメガタキシード A
11ドナベティ C
12ケイアイアニラ A(本紙評価)