こんにちは、山本です。本日は金曜恒例、栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、早くも本格復帰から１か月近く。実は復帰する前から非常に懸念していたことが一つありました。それは今が当ブログの「旬」と最もかけ離れた時期であるということ。３月になれば皆さんに早めの２歳馬情報をお届けできるはずですし、春～夏、秋にかけては入厩情報やデビュー情報、あるいは良血馬の続戦情報など、ある程度のニーズを踏まえた更新ができると思うんです。しかし、今は入厩情報といっても相当な血統馬ぐらいしか注目を集めないでしょうし、デビュー情報といっても除外で延びちゃうことが多かったりする…。ホントにネタが少ない。海で言えば「シケ」のような時期です。
とはいえ、本格復帰直後から「今日もネタが少なくて…」とボヤき続ける情けない姿を見せたくない。だから、何とか頑張らないといけません。あくまで紙面の取材が最優先ですが、空いた時間で細かな有益情報を探しつつ、来月末までは頑張っていこうかと思っております。
ということで、早くも次期シーズン開幕のことも考えながら、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬を中心に見ていきますよ。
京都５Ｒに登場するのが矢作厩舎のアウセンザイター（牡、父Ｄｕｂａｗｉ）です。現地のセリで２億円を超える値段がついた注目馬は２戦目の前走で３着。確かな良化を感じさせる走りでした。「直線までは良かったのですが、内にモタれてしまったんですよね。今週の追い切りでもそうだったように幼い面はありますが、使って良くなっていますからね」と岡助手は高い能力に期待します。ワタクシが繰り返し使っていますが、基本的に矢作厩舎は使いつつ、上積みを加えていく厩舎。３戦目でしっかりと決めたいところです。
矢作厩舎で言えば、今週の東京で新馬を使うはずだったジーティーパワー（牡、父Ｆｒａｎｋｅｌ、母コールバック）は残念ながら除外になりました。実は出走ならば騎乗予定だった藤岡康Ｊが今週の追い切りに騎乗。話を聞いていたんです。「反応が鈍いところがあると聞いていたんですが、昨日の追い切りはしっかり動けていましたよ。性格もすごくいいし、素直な馬です」とかなりいい感触を持っている印象を受けました。これならば来週以降、しっかりとマークしておこうという気持ちを持てる感じでしたね。
矢作厩舎、続けます。半兄にシャケトラなどがいるビダーヤ（牡、父リアルスティール、母サマーハ）が栗東でデビューへ向けた調教を行っています。「今週が初めての追い切りだったんですけど、ミスタージーティーと互角に動けていたようですね」と同助手は説明します。また、半兄にチェイスザドリームがいるレーヴァテイン（牡、父モーリス、母ゴールドチェイス）も「馬は悪くないし、いいキャンターをしているとのことです」と悪くなさそうです。
最後に２５日に聞いた話ですが、明日の栗東にフォーエバーヤング（牡、父リアルスティール）が戻ってくるはずです。新馬から無傷の３連勝で、全く底を見せない砂の新たな怪物候補。サウジダービーから恐らくＵＡＥダービーに転戦するようですから、世界を舞台にどんな走りをするのか、こちらは期待しかありません。一方、全日本２歳優駿でその２着だった音無厩舎のイーグルノワール（牡、父ブリックスアンドモルタル）は海外遠征ではなく、雲取賞へ向かうことが正式に決定。こちらは国内３歳ダート路線の主役候補ですね。
大昔、その音無調教師に「はくばいしょう」と読んで、「『しらうめしょう』や！」と笑いながらたしなめられた白梅賞が８Ｒで行われます。池江厩舎のスマートスピア（牡、父キズナ）は無傷の２連勝を狙う一戦になります。「思っていた以上にセンスがあって、いい内容でしたね」と兼武助手は振り返ります。「その後はしっかりと乗って、上積みもあると思いますから」とのこと。何か相手なりに走れそうな雰囲気のある馬ですし、ここは連勝に期待したいところです。
杉山晴調教師のラブディーヴァ（牝、父ダイワメジャー）はデビューＶの舞台に戻ってきた形になります。「前走は内枠でペースが遅くて、コンタクトが合わない面がありました。それでも最後はしっかり動いていましたし、能力はあります。距離が１ハロン延びるので、そこがどうかですね」と松山Ｊ。課題と収穫を得た中でのコンビ２戦目で、どんなエスコートをするのか見たおきたいと思います。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
京都６Ｒ・４メイショウホウレン（前回は強い勝ち馬に早めに潰される形。ここはスピード上位。見直す）
続いては馬券王への道 延長戦でございます。
京都９Ｒ・１２ギーロカスタル（外枠歓迎。先行激化でしぶとい末脚生きる）
小倉３Ｒ・８イデアガウディ（前回は致命的な出遅れ。スムーズなら）
小倉１２Ｒ・５スイープラン（もっとタメを利かせる形なら決め脚生きる）
東京９Ｒ・４リンカーンテソーロ（久々でこそ。ベストの距離で巻き返す）
今日はここまで、また明日です。ではでは
マイページ
