最後の直線がゴールまで200メートル。1400メートル戦でもコーナーを4度回る佐賀コース。前の馬をさばくのに苦労しているうちに次のコーナーに差し掛かるのはよくある事。勝負どころで後手に回りたくないので、馬群に入る確率の高い内枠は総じて歓迎されない。
今回は有力馬がその内枠に集まった。昨年のこのレース3着のクリノメガミエース(兵庫)、4着アンティキティラと佐賀初遠征のミニョン(ともに高知)。スタート巧者で、1コーナーまでに好位を確保できそうなミニョンを推す。
山崎雅と手がよほど合うのだろう。乗り替わりから12戦7勝、2着3回、3着1回。2月にはアンティキティラに3馬身差をつけて重賞初制覇を果たした。折り合いにも不安はなく、向こう正面から3コーナーにかけて楽に加速できるとみる。3連複(1)―(2)―(3)1500円。3連複軸1頭流し(3)―(1)(2)(4)(6)(7)(8)各100円。
佐賀ヴィーナスカップ「松井中央・地方創生」の買い目