【ファンタジーステークス展望】カワキタマナレアが3連勝を狙う 白毛のゴージャスにもチャンスあり

ファンタジーステークスの登録馬。※騎手は想定
ファンタジーステークスの登録馬。※騎手は想定

 第29回ファンタジーステークス・G3は11月2日、京都競馬場芝1400メートルで行われる。

 カワキタマナレア(牝2歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ヘニーヒューズ)は新馬戦を3馬身半差で快勝すると、前走のシンガポールターフクラブ賞も危なげなく抜け出した。1ハロンの延長も問題ないタイプで、この中間の追い切りからも順調な様子がうかがえる。

 ウォーターガーベラ(牝2歳、栗東・河内洋厩舎、父レイデオロ)は、メンバーがそろっていた前走の未勝利戦を勝ち上がった。新馬戦は2着だが、0秒2差の勝ち馬が連勝で1勝クラスも勝ったことからも、通用する計算が成り立つ。

 ダンツエラン(牝2歳、栗東・本田優厩舎、父ロードカナロア)は前走のりんどう賞は3着だが、目標にされる展開で休み明けのぶんもあった。ひと叩きされた今回はさらに動けそう。

 ききょうSを勝ったスリールミニョン(牝2歳、栗東・高橋康之厩舎、父ミスターメロディ)も1週前の追い切りが良く、力をつけている。1戦1勝の白毛馬ゴージャス(牝2歳、栗東・四位洋文厩舎、父ゴールドシップ)もセンスが光り、ここでも楽しみはある。

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