◆第79回菊花賞・G1(10月21日・芝3000メートル、京都競馬場)
秋華賞は私たち3人全員が馬券プレゼントに成功することができ、最高の結果になりました。それにしてもアーモンドアイは強かったですね。直線を向いてヨーイドンになったら、他の脚いろが止まって見えるほどスゴい脚でした。これからが本当に楽しみ。来年はぜひ凱旋門賞に挑戦して、日本競馬の夢をかなえてほしいです。
2週連続の的中を目指し、本命はブラストワンピースにしました。ダービーでは直線で詰まったり、もったいない競馬だったけど、前走の新潟記念はうっ憤を晴らすような勝ち方でした。大外に持ち出すとステッキを使わずケタ違いの脚。古馬と初めての対決でも、池添ジョッキーの自信と馬への信頼が表れていました。
ポイントはどの馬も初めての3000メートルですよね。長距離をこなすには心臓が強いことが一番。調教でも「ゼーゼー」と息が上がらず、息が整うのが早い馬がスタミナ勝負に向いています。あとは何といっても折り合いが大事。ブラストワンピースは引っ掛かるタイプではないので、問題なくこなせると信じています。(高知競馬騎手)
【別府真衣騎手の印】
◎(3)ブラストワンピース
○(9)エタリオウ
▲(5)エポカドーロ
★(4)ジェネラーレウーノ
△(2)グレイル
△(6)メイショウテッコン
△(7)ユーキャンスマイル
△(14)グロンディオーズ
◆別府 真衣(べっぷ・まい)1987年12月8日、高知県生まれ。30歳。05年10月に高知でデビュー。地方通算702勝。通算重賞4勝。愛称は「まいーご」。夫は高知の宮川実騎手。151センチ、41キロ。血液型O。