【全日本2歳優駿】ダート2歳王者はノーヴァレンダ 北村友はG1初制覇

◆第69回全日本2歳優駿・交流G1(12月19日、川崎・ダート1600メートル、重)

 2歳馬14頭(JRA5、南関東5、他地区4)によって争われ、5番人気のノーヴァレンダ(牡、栗東・斉藤崇史厩舎、父ダイワメジャー)が4角手前で先頭に立つと、中団から差し込んだ2番人気のデルマルーヴル(ミルコ・デムーロ騎手)の猛追をわずかにしのいで、3連勝で2歳ダート王に輝いた。騎乗していた北村友一騎手(32)=栗東・フリー=はJRA、地方を通じて、デビュー13年目で初のG1制覇。朝日杯FSのアドマイヤマーズに続き、砂でもダイワメジャー産駒が頂点に立った。

 1番人気のガルヴィハーラ(クリストフ・ルメール騎手)は好位追走から直線半ばで勝ち馬に突き放され、3着に終わった。

 北村友一騎手(ノーヴァレンダ=1着)「最後に(デルマルーヴルに)詰め寄られたので、ヒヤッとしました。力があるのは分かっていたんですが、コーナリングが上手じゃないところがあるので、その点を気をつけよう、とレース前から思っていました。レースでは想像していたように、コーナリングが上手じゃなくて、馬も気にしていましたが、能力でカバーしてくれたと思います。(勝負どころで)後ろからクリストフ(騎乗のガルヴィハーラ)が来ていたのはわかっていた。(直線で)突き放してくれたんですが、最後は詰め寄られて。よくしのいでくれて、ホッとしています。まだまだ幼い部分も残っていますし、気性、体も成長する余地があるので、これから無事に行ってほしいですね。(自身のG1初制覇は)そこまでG1という意識はなくて、上手に競馬をして、馬の能力を出せればいいなと思っていました。勝ててよかったです」

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