ストレート勝負

 どうも、坂本です。今週も、よろしくお願いします。

 すいませんが前置きを飛ばして、先週の結果からいきましょう。共同通信杯で無傷の3連勝を飾った萩原厩舎の【ダノンキングリー、父ディープインパクト】は、放牧を挟み、次走は皐月賞(4月14日、中山・芝2000M)への直行が決まりました。賞金が十分なのはもちろんですが、先を見据えて余裕のあるローテが組めるのは何より。牡馬クラシック戦線の総大将格であるホープフルSの覇者サートゥルナーリアに挑む、東のホープとして期待したいですね。

 デビュー2戦目で共同通信杯に挑んだ藤沢和厩舎のフォッサマグナ(牡、父War Front)は、好位2番手から伸びきれず4着に終わりました。指揮官は「この馬にとっては意外と(流れが)速かったのかも。直線はいい手応えと思ったけど、しまいはたれたから。また500万からやり直していきます」と語っていました。

 またクイーンCで8着に敗れたミリオンドリームズ(牝、父フランケル)については、「返し馬のハミの取りかたはよかったけど、競馬ではよくなかった。ちょっと右トモがおかしいから、休ませる。すこし時間かかりそう」と、放牧に出して仕切り直すようです。

 阪神JF4着のシェーングランツ(牝、父ディープインパクト)は、チューリップ賞(3月2日、阪神・芝1600M)が始動戦。2月10日の500万(東京・芝1400M)で2着に入ったクラヴィスオレアも、チューリップ賞に武豊騎手との新コンビで向かう予定です。

 堀厩舎からはG16勝馬モーリスの全妹のマルニ(牝、父スクリーンヒーロー、母メジロフランシス)が入厩しました。もう芝の新馬戦の番組がないため、「2、3週目くらいの中山・芝の未勝利戦でデビュー」(森助手)となりそうです。また偉大な兄との比較で森助手は「見た目とかも違うタイプ。成長はスローだが、スピード、能力はありそうです」と説明していました。距離適性も含めて、どんな走りをするか楽しみですね。

 また昨年のエプソムCの勝ち馬サトノアーサーの半弟スワーヴシャルル(牡、父ロードカナロア、母キングスローズ)は、骨折のため再び放牧に出たそうです。見通しについて森助手は「夏の未勝利戦(が終わる時期)のぎりぎりになりそう」とのことです。

 木村厩舎のユナカイト(牝、父ヨハネスブルグ)は、13日に美浦トレセンに帰厩しました。アーモンドアイの半妹として注目を集める存在で、次走は桜花賞トライアルのアネモネS(3月10日、中山・芝1600M)を目指します。

 それでは今日はこのへんで。

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