◆第36回フェブラリーS・G1(2月17日・ダート1600メートル、東京競馬場、良)
14頭によって争われ、武豊騎手が騎乗した1番人気のインティ(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎、父ケイムホーム)が逃げ切り、デビュー2戦目から7連勝でG1初制覇を飾った。勝ち時計は1分35秒6。
JRAの女性騎手として初めてG1に騎乗した藤田菜七子騎手の4番人気のコパノキッキングは、最後方追走から直線で外から脚を伸ばしたが、5着だった。
2着は2番人気のゴールドドリーム(クリストフ・ルメール騎手)。3着には8番人気のユラノト(福永祐一騎手)が入った。
武豊騎手(インティ=1着)「非常に強かったですね。良いスタートを切れましたし、周りを見て先手を主張しました。(馬に)やる気がありすぎですね。自滅しないように乗りました。4角回ってリードを広げようと思って。思い通りですね。昨夏初めて乗ってから期待していましたけど、ここまでなってくれてうれしい。まだまだ伸びしろのある馬。ニュースター誕生だと思います」