マテラスカイ、来年サウジアラビア→ドバイ遠征プラン

 今年のドバイ・ゴールデンシャヒーン2着に好走したマテラスカイ(牡5歳、栗東・森厩舎)が、来年2月29日にサウジアラビアで開催予定の世界最高賞金額レース「サウジカップ」(キング・アブドゥルアズィズ競馬場)当日に行われる諸競走のダート1200メートル戦に出走プランがあることが20日、分かった。

 メインのサウジC(ダート1800メートル)は国際招待競走で優勝賞金1000万米ドル(約10・8億円)、賞金総額は2000万米ドル(約21億円)。今月2日の米G1・ブリーダーズCスプリント(8着)に挑戦するなど、計3度の海外遠征経験がある同馬だけでなく、僚馬のフルフラット(牡2歳、同)が3歳馬限定のダート1600メートル戦出走を検討している。

 高野助手は「検疫の問題があるので、まだ分からない面はありますが、2頭ともサウジアラビアを使ってから、ドバイに向かうことを考えています。その場合はゴールデンシャヒーンと、UAEダービーになる予定です」と説明。実現すればサウジアラビアからドバイへ向かう中東ローテーションの先駆けになることが期待される。

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