四位騎手が観客不在の引退式「またウィナーズサークルに帰ってこられるよう頑張りたい」

引退式を終え、胴上げされる四位洋文騎手(カメラ・渡辺 了文)
引退式を終え、胴上げされる四位洋文騎手(カメラ・渡辺 了文)

 四位洋文騎手(47)=栗東・フリー=の引退式が2月29日、阪神競馬場で12R終了後、ウィナーズサークルで行われた。

 無観客開催だったため、集まったのは先輩、後輩ジョッキーと競馬場関係者や馬主など。ターフビジョンには1991年3月のデビューから現役生活29年を振り返る映像が流れ、07年ウオッカ、08年ディープスカイの日本ダービー制覇など数々の栄冠を手にした姿が映し出された。この日までに積み上げた白星はJRA通算1586勝(重賞76勝、うちG1・15勝)。

 四位騎手「デビューした時は、ここまで長く続けられると思っていなかった。たくさんのいい馬に出会えました。関係者の方や仲間に会えて、幸せな騎手人生だった。ダービーを勝ったのは小さいときからの夢。2つも勝たせてもらったのは幸せなことです。本来ならファンのみなさんの前であいさつをしたかった。でも、29日を区切りと思っていたので、わがままを言わせてもらいました。調教師になっても、またウィナーズサークルに帰ってこられるように頑張りたいです」

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