◆桜花賞追い切り(4月8日、栗東トレセン)
第80回桜花賞・G1(4月12日、芝1600メートル、阪神競馬場)に出走するミヤマザクラ(牝3歳、栗東・藤原英厩舎)が最終追い切りを行った。
栗東・坂路を52秒8―12秒0で軽快な脚取りを見せた。藤原英調教師は「先週、栗東・CWコースでしっかりやって、今週はいつものパターン。前に馬を置いて、最後の1ハロンはやれば走るので、任せてやった。様子を見ていい調子を維持していい動きだった」と手応え十分だった。
前走はクイーンCで重賞初制覇。初のマイル戦でも難なく対応した。藤原英師は「クイーンCを勝って目標の桜花賞にリラックスして調整してきた。約1か月前に入厩して、調子の上下はなく調整はしやすかった。血統的にも大きいところを取らせないといけない馬。目の前の桜花賞に全力投球でいきたい」と順調さをアピールした。