【東京新馬戦】両親合わせてG1・15勝、世界的良血馬オンラインドリームがデビュー勝ち狙う

武豊騎乗のオンラインドリームは素質馬らしい動きを披露
武豊騎乗のオンラインドリームは素質馬らしい動きを披露

 世界的な良血馬がデビューする。23日の東京6R(芝1400メートル)にオンラインドリーム(牝)が出走。独国産の母デインドリームは凱旋門賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなどG1・5勝、父フランケルはG1・10勝を含む14戦14勝を挙げた。410キロ台と小柄な牝馬。武幸調教師は「小さい牝馬で時間をかけてきた。最初は頼りなかったけど、徐々に良くなってきた」と初戦から勝負できる態勢だ。

 最終追い切りは栗東・CWコースで併せたゴールドチャリス(2歳1勝クラス)と馬なりで併入した。4ハロン51秒2―12秒8。1週前は6ハロン81秒2と水準の時計で走破している。「普段はおとなしい子。だんだんと前向きさが出てきた。長い距離よりもこのくらいで」と武幸師。両親合わせて15冠の牝馬が期待を背負って走り出す。(牟禮 聡志)

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