◆第40回東海S・G2(1月22日、中京・ダ1800メートル)=17日、栗東トレセン
ゲンパチルシファー(牡7歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父トゥザグローリー)が休み明けの一戦で重賞2連勝へ挑む。追い切り前日のこの日は坂路を67秒1―16秒4。佐々木調教師は「動ける状態です。だんだん上がってきました」と好感触を得ている。
昨年は4戦して7、4、3着とリズムを上げて臨んだプロキオンS(小倉)でG3初V。その後はフレグモーネによる誤算があって、今回が6か月半の休養明けの一戦。12月中旬の帰厩後は、毎週坂路で2本速いところを乗られて、調教量は十分積んできている。
昨年の東海Sは7着だったが、中京のダート1800メートルでは【1012】と相性は悪くない。「どちらかと言えば、左回りのほうがいい。ばてない馬なので、そのへんを生かして頑張ってほしいです」。佐々木師の期待に粘り強い走りで応える。