1月28日のクロッカスS(3歳上オープン・リステッド、芝1400メートル=10頭立て)は、3番人気のヤクシマ(牡、栗東・寺島良厩舎、父ハヴァナグレイ)が、直線で抜け出してオープン初勝利を飾った。勝ち時計は1分21秒1(良)。
きっちりとスタートを決め、ハナを主張したフロムダスクを前にいかせて、道中は好位3番手に構えた。直線で満を持してゴーサインを出すと、反応良く加速して前をとらえ、2着サトノヴィレに3/4馬身差をつけて勝利した。
テン乗りのルメール騎手は「いい馬ですね。前走、前々走は、スローペースでアンラッキーだったけど、すごくいい脚を使える。いいポジションで、普通のペースだったので、よく伸びてくれました。重賞にいけると思います」と、将来性を評価した。ジョッキー自身もこの日、5勝目をマークして舌も滑らかだった。