1月28日の中京9R・白梅賞(3歳1勝クラス、芝1600メートル=7頭立て)は、2番人気のカルロヴェローチェ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父シルバーステート)が逃げ切った。勝ち時計は1分33秒3(良)。
スタートから行きっぷりが良く、自然と先頭へ。後続と1馬身ほどのリードを保って直線に入ると、ダイナミックな伸び脚でさらに突き放した。上がり最速34秒2の末脚で、2馬身半差をつけて完勝した。
福永祐一騎手は「いいスピードがありますね。コントロールが利かない訳じゃないけど、気持ちが前向きで、いいところでもある。今回逃げる形になったので、次はマイルという距離が大きなチャレンジになると思います。非常にいい馬ですね」と高評価した。
須貝調教師は「気が勝っているので、まだお勉強が必要。絶対的な能力は証明できた。時計も優秀だしね。スピードがあるし、1400メートルを使ってもいいかも」と話した。今後はファルコンS(3月18日、中京・芝1400メートル)を視野に入れる。