◆第40回フェブラリーS・G1(2月19日、東京競馬場・ダート1600メートル)追い切り=2月15日、栗東トレセン
中央重賞初挑戦のドライスタウト(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父シニスターミニスター)が、坂路で力強い動きを見せた。美浦から戸崎圭太騎手が駆けつけて騎乗。ハッピスワニー(4歳3勝クラス)を追いかけ、54秒1―12秒8で半馬身先着。戸崎は「反応が良くなり、ピリッとした感じがありました」と手応えを示した。
昨年の兵庫チャンピオンシップ(4着)後、爪の故障で6か月半の休養。復帰戦の霜月Sを快勝し、2戦目のすばるSは首差の2着だったものの、しまいの脚を生かして新味を見せた。鞍上は「ああいう競馬は元々できると思っていたが、難なくクリアしてくれた。馬にとってはいい経験になった。ずっと乗せていただいている馬でG1に出られるのでわくわくしています」と期待を込めた。