ディープインパクト産駒5年で4勝、今年は孫のゴッドファーザーに妙味 名手・武豊とタッグ

父シルバーステート、武豊騎乗とデータ上は追い風が吹くゴッドファーザー(左)
父シルバーステート、武豊騎乗とデータ上は追い風が吹くゴッドファーザー(左)

◆第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月5日、中山競馬場・芝2000メートル)

 第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念(5日、中山)の「データ埋蔵金」で注目するのは、伏兵のゴッドファーザーだ。父シルバーステートはディープインパクトの後継種牡馬の一頭で、21年の産駒デビュー後は2000メートルの勝率がトップ。中山・芝2000メートル重賞で最多勝利の名手、武豊(53)=栗東・フリー=を鞍上に迎え、伝統のG2で大仕事を果たす。

 報知杯弥生賞ディープインパクト記念のレース名に恥じることなく、過去5年で4勝しているディープインパクト産駒。ラストクロップ世代となる今年は残念ながらエントリーがないが、父の父がディープインパクトのゴッドファーザーに注目した。

 父シルバーステートはけがのため本領を発揮できないまま引退したが、重賞未勝利でディープインパクトの後継種牡馬になった異色の存在。産駒は現3歳が2世代目で、すでに重賞ウィナー(ファンタジーS=ウォーターナビレラ)を輩出するなど、着々と実績を積み上げている。

 産駒は芝、ダート問わず幅広い距離で白星を挙げているが、最も勝利数が多いのは2000メートル(19勝)で、2位1200メートル(12勝)との差は歴然。さらに産駒がデビューした21年から先週までで勝率1位(13・7%、出走100回以上)。2位のキングカメハメハ(13・4%)、“本家”ディープインパクト(10・6%)をしのぐ。今回の弥生賞出走馬の父でも、同じくディープインパクト後継のキズナなどを抑え勝率、連対率、複勝率のいずれもトップ(出走100回以上)だ。

 父シルバーステートは今回はセッションと2頭出走。しかし、ゴッドファーザーは鞍上に新たに武豊を迎えたのが心強い。これまで報知杯弥生賞を8勝、皐月賞3勝。中山・芝2000メートルでの重賞11勝は堂々の歴代1位だ。05年にはディープインパクトを重賞初制覇に導き、20年から当レースの冠競走になった歴史もある。今年は直子ではなく、孫に妙味ありだ。

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