◆第30回チューリップ賞・G2(3月4日、阪神競馬場・芝1600メートル)=3月3日、栗東トレセン
コナコースト(牝3歳、栗東・清水久詞厩舎、父キタサンブラック)はレース前日、角馬場で体をほぐして最終調整を終えた。活気のある身のこなしで雰囲気は上々だ。「1週前にしっかりと併せ馬ができたし、上積みは十分です」と清水久調教師は5ヶ月半ぶりの前走を使った効果を強調した。
G1で7勝を挙げた父も管理していた指揮官は「ドンと構えていて、精神面も落ち着いています。キタサンブラックの子で桜花賞に行きたいですし、まずはここでいい競馬がしたいですね」と力を込めた。前走のエルフィンSは脚を余しての2着だったが、高い能力は示した。桜花賞トライアルを制して、牝馬クラシック戦線に名乗りを挙げる。