中山11R・日経賞・G2・馬トク激走馬=ヒートオンビート
昨年は逃げ切ったタイトルホルダーに一瞬、並びかけるところまでいって首、首差の3着。前3頭を見ながら、ペースアップして一気に差を詰め、タイトルホルダーを追い詰めた。池添謙一騎手は「道中は我慢が利いていたが、最後は勝ち馬に差し返された。十分にやれる力は見せてくれました」と振り返った。
昨年は稍重馬場、続く天皇賞・春でも4着と、荒れた条件で踏ん張れていたように水分を含んだ馬場で能力減退があるタイプではない。昨秋のアルゼンチン共和国杯(3着)以来となるが、外厩・山元TCから2月21日に帰厩し、1週前、直前とウッドチップ長めから気持ちよく脚を伸ばした。抜群の推進は、調子絶好のサイン。スタミナは豊富だけに、昨年同様の積極競馬で一角崩しをもくろむ。