【ドバイ・Gシャヒーン】リメイク5着に新谷調教師「ゲートの出遅れが響いた」と悔やむ…日本馬全談話

ドバイゴールデンシャヒーンはムーア騎乗のシベリウス(右端)が勝利。左端は6着のレッドルゼル(カメラ・高橋 由二)
ドバイゴールデンシャヒーンはムーア騎乗のシベリウス(右端)が勝利。左端は6着のレッドルゼル(カメラ・高橋 由二)

◆ドバイ・ゴールデンシャヒーン・G1(3月25日、メイダン競馬場・ダート1200メートル=14頭立て)

 日本馬は4頭出しで挑んだが、リメイク(牡4歳、栗東・新谷功一厩舎、父ラニ)の5着が最高。これまで2019年のマテラスカイ、2021年と2022年のレッドルゼルの2着が最高だったが、今年も初勝利とはならなかった。勝ったのはアメリカのシベリウス(セン5歳、オドワイヤー厩舎、父ノットディスタイム)。勝ち時計は1分10秒69。

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 日本陣営の談話

★ リメイク(5着)

 新谷功一調教師「ゲートの出遅れが響きました。普通にスタートを切って下げるのと、出遅れて後ろになるのとでは、海外の一線級相手には致命的になるので、そこは少し残念でした。今回初めて出遅れたので、調整していかないとと思います」

 武豊騎手「スタートはあまりきれいに出れませんでしたが、その後はスムーズに走ってくれました。直線では良い脚を使ってくれましたが、あと少しでした。初めて乗せてもらいましたが、すごく力のある馬で、このレベルでもやれる馬です」

★レッドルゼル(6着)

 藤巻渓輔調教助手「ドバイの砂は日本とは異質で、ほとんどの馬は気持ちがネガティブになりそうなほどのキックバックなのですが、最後まで諦めずに追い上げてきてくれました。苦しい思いをして走った分、メンタルがネガティブにならないようにケアしていきたいと思います」

★レモンポップ(10着)

 田中博康調教師「初めての1200メートル、海外の舞台ということで、厳しい流れは承知のうえでしたが、想像していたとおりの流れで厳しい揉まれ方をしてしまいました。追走に余裕がなく、もう少し楽にいけていたらなと思います。今日は終始一杯一杯で、そうした流れを経験したことがなかったので、可哀想な選択をしてしまいました。これを糧に、また日本に戻ってから頑張りたいです」

 坂井瑠星騎手「初めての1200メートルということで、ポジション的には思っていた位置でしたが、レモンポップのリズムで走ることができなかったです。こんなに負ける馬ではないと思いますので、もっと自分の力を発揮できる条件であればと思います」

★ジャスティン(12着)

 矢作芳人調教師「スタートも出たし、前に付けようと騎手も頑張ってくれたけど、やはり世界レベルのスピードにはちょっと敵わなかった。馬は頑張ってくれています。悔いはないです。状態は良かったです」

 B.ムルザバエフ 騎手「スタート直後に隣の馬(ロードブロック)に大きく寄られたのが痛かったです。今日はそれが全てです」

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