第67回大阪杯・G1が4月2日、阪神の芝2000メートルで行われる。
オールカマー、エリザベス女王杯連勝の勢いで挑んだ有馬記念で3着と、強豪相手に踏ん張ったジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)。モーリス×ジェンティルドンナの超良血馬のポテンシャルはここでも引けは取らない。
59キロを背負った日経新春杯を勝ち切ったヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎)もジャパンC3着と実績上位級の実力者だ。
ゲートのミスが最後まで響いた秋華賞3着以来のスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)。中間も順調に来ており、牝馬2冠の能力を見せる時。
昨年逃げて5着のジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)、マイルCS2着、香港カップ2着のダノンザキッド(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)、岩田康誠騎手がG1級と高く評価するノースブリッジ(牡5歳、美浦・奥村武厩舎)は前走のAJCCを勝ち、充実一途だ。宝塚記念2着のヒシイグアス(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)は前走の中山記念で復活の白星を挙げ、勢いに乗っての初G1制覇に臨む。中山記念2着ラーグルフ(牡4歳、美浦・宗像義忠厩舎)、昨年の覇者ポタジェ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)も登録。(大上 賢一郎)