![ダノンベルーガ半妹のボンドガール](https://hochi.news/images/2023/04/17/20230417-OHT1I51351-L.jpg)
馬トク報知の2023―24年のPOG情報は、紙面&プリント&動画の3本立て! 紙面はPOGブログでおなじみのヤマタケ(山本武志)デスクと坂本達洋記者が東西トレセンに入厩した2歳馬の厳選情報をお届け! 各厩舎の感触など生の声が分かるYouTube動画は17日に公開、注目157頭の詳細を掲載したプリントは15日から発売中。ドラフトに向けて馬トクで情報をゲットしてください!
ヤマタケ(以下「ヤ」)「皐月賞のソールオリエンスは強かった。本命の坂本記者、お見事でした」
坂本(以下「坂」)「しかし、キタサンブラック産駒が一気にブレイクしましたね」
![キタサンブラック産駒のウールデュボヌール](https://hochi.news/images/2023/04/17/20230417-OHT1I51354-L.jpg)
ヤ「今年から種付け料も1000万円に急上昇したもんな。ただ、今年の2歳も評判が上がる前に種付けした馬。繁殖牝馬の質も地味な印象が強く、現時点でオッと思ったのは坂路で好時計が出た須貝厩舎のウールデュボヌール(牡、母サンクボヌール)ぐらいかな。選択が難しい」
坂「現2歳はディープインパクト産駒が完全に消え、ハーツクライも最終世代。戦国時代だと思います」
ヤ「今年の新種牡馬はどうかな? 最も注目を集めるのはレイデオロだと思うけど」
坂「僕は新種牡馬でブリックスアンドモルタルが気になっているんですよ。『距離はあってよさそう』という評価をよく聞きました」
![新種牡馬ブリックスアンドモルタル産駒のクイックバイオ](https://hochi.news/images/2023/04/17/20230417-OHT1I51355-L.jpg)
ヤ「栗東でも何度も名前聞いたなぁ。再び須貝厩舎になるけど、重賞勝ち馬のアニメイトバイオを母に持つクイックバイオ(牝)はすでにゲート試験に合格」
坂「そろそろ、現時点での推奨馬を挙げましょうよ。私はすでに入厩している馬中心です。この時期に入っているのは何より順調にきている証しですから。ボンドガールはG1戦線で活躍するダノンベルーガの半妹。手塚調教師が『バネがよくて、走りそう。性格もダイワメジャー産駒にしてはおとなしいです。楽しみですよ』と素質にほれ込んでいます」
ヤ「俺もまずは牝馬のフレミングフープ。君の大好きなダノンザタイガーの全妹です。今年は友道厩舎と金子真人HDのライン。『走ると思う。馬はいいし、ゆったりとした走りをする』と友道師は楽しみにしています。今年で最後のハーツ産駒は是非入れたい」
![母譲りのスピードを見せるシュトラウス](https://hochi.news/images/2023/04/17/20230417-OHT1I51352-L.jpg)
坂「私は次世代を担う種牡馬の一頭だと思うモーリス産駒のシュトラウス。美浦でG1馬の母譲りと思えるスピードを見せています。武井調教師は『距離を延ばしても大丈夫なように調教していきたい』。6月の東京デビューが視野に入っているはずです」
ヤ「リバティアイランドを送り出したドゥラメンテ産駒も現2歳込みで、あと2世代のみ。ドゥマイシングは矢作調教師が『すごくしっかりしている』とお気に入りの一頭。個人的には昨年の一番手に取り上げたフェイトと同じ矢作厩舎、藤田晋オーナーのラインでリベンジといきたい」
![宮田調教師の評価が高い白毛馬・アマンテビアンコ](https://hochi.news/images/2023/04/17/20230417-OHT1I51353-L.jpg)
坂「アマンテビアンコは宮田調教師の評価が高い白毛馬。ダートグレード競走体系が整備されるだけに、狙う価値がありますよ」
ヤ「俺はレッドエヴァンス。お母さんが大好きな馬でね。音無調教師のラストクラシックを飾ってほしい!」
坂「今年は我々のPOG談義を馬トクYouTubeチャンネルでも配信中。第2弾がアップされました」
ヤ「馬トクPOGプリントも販売中。ワタクシも原稿を書いております。何か宣伝みたいになったな…」
坂「報知新聞社員だから当然です!」