【ヴィクトリアマイル】ソングライン 得意の舞台で反撃へ 戸崎圭太騎手「気持ちも入ってきて力を出せる状態」 

ソングラインと戸崎圭太騎手
ソングラインと戸崎圭太騎手

◆第18回ヴィクトリアマイル・G1(5月14日、東京競馬場・芝1600メートル)=5月8日、美浦トレセン

 昨年の安田記念を勝利した舞台で、ソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎、父キズナ)が反撃ムードを漂わせている。日曜5月7日は、Wコースで6ハロン88秒5―12秒1をマーク。ほどよい気合乗りでラストの反応も上々だった。

 連覇を狙い、サウジアラビアに遠征した前走のG3・1351ターフスプリントは、後方から直線も伸び脚は見られず10着。やや覇気に欠けるレースぶりだった。この中間、前向きさをうながすべく、しっかり負荷をかける調整。Wコースの1週前追い切り(5月3日)では、6ハロン67秒6―11秒3の好時計をマークしている。

 騎乗した戸崎圭太騎手は「2週前から乗っていますが、1週前はしっかりめにやって順調ですね。気持ちも入ってきました。海外遠征帰りのダメージも感じないし、力を出せる状態です」と手応え十分。巻き返しへ態勢は整ってきた。

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