先週のヴィクトリアマイルでスタート後に向こう正面で挟まれる不利に泣かされて、最下位の16着に沈んだクリノプレミアム(牝6歳、美浦・伊藤伸一厩舎、父オルフェーヴル)が、次走はマーメイドS・G3(6月18日、阪神競馬場・芝2000メートル)やクイーンS・G3(7月30日、札幌競馬場・芝1800メートル)を候補に巻き返しを狙う。
伊藤伸調教師は「全く走っていない。あれだけおしくらまんじゅうしたら、どうにもならなかった」と、完全な力負けではないことを強調した。今後は今週いっぱい様子を見てから放牧に出す予定となっている。