元騎手・安藤勝己氏、2着に敗れたソールオリエンスは凡走と指摘「反応が物足りなさすぎた」

安藤勝己氏
安藤勝己氏

◆第90回日本ダービー・G1(5月28日、東京競馬場・芝2400メートル)

 全てのホースマン憧れの舞台、3歳馬の頂点を決める競馬の祭典は18頭で争われ、ダミアン・レーン騎手が騎乗した4番人気のタスティエーラ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)が直線早めに抜け出して押し切った。皐月賞・G1・2着から巻き返し、報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2に続く重賞2勝目でG1初勝利となった。勝ちタイムは2分25秒2(良)。

 現役時代の04年ダービーをキングカメハメハで勝つなど中央&地方で通算4464勝(G1・22勝)を挙げた元騎手の安藤勝己氏がレース後に自身のツイッターを更新。「タスティエーラ。こう言ったらなんやけど、この馬だけが力を出したって感想。ローテ考えてもタフやし、キャリア積みつつ精神面を鍛えてきた結果やね」と勝ち馬を称賛した。さらに「ソールオリエンスはオレ目線で凡走。位置取り悪くなかったけど反応が物足りなさすぎた。ハーツコンチェルトも青葉賞からこれくらいは走れるもんな」とつづった。

 なお、2番人気に支持されていたスキルヴィングは17着でゴールに入ったが、その後に急性心不全で予後不良となった。「アクシデントが重なって、展開といい、時計面といい、競馬って難しいなとつくづく思わされた。オッズ的に荒れたわけやないんやけどね」とつづり、「ご冥福をお祈りします」とコメントした。

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