こんにちは、山本です。本日は先週に引き続き、栗東にやって来ております。早速、パッチパチといきましょう♪
さて、お知らせです。期間限定復活ということで更新しておりました当ブログですが、今週末で再び「しばしのお別れ」ということにしたいと思います。まぁ、先月あたりまでは春先に聞いた各厩舎の２歳馬紹介を織り交ぜながら、電話などで聞いたナマ情報なども入れて、何とか続けてきました。とはいえ、やはり「現場発」という名のついた当ブログ。２週に１回ほどしか栗東に行けない人間がダラダラと書くのもどうかな、という疑問が胸にあったのも事実です。
ありがたいもので、当ブログが復活した時から関係者の方々を始め、色々な人に「また始まったね」「読んでますよ」という声を多くいただきました。改めて当ブログから報知＝ＰＯＧ的なイメージが広がっていることを確認。だからこそ、中途半端な形で更新できない、ということですよね。ただ、再び「しばしのお別れ」という言葉を使ったように、栗東に行ける頻度が増えるようになれば、復活する気はあります。ていうか、復活します（その時はＰＯＧのＹｏｕＴｕｂｅ動画なんて考えてもいいかな）。何せ、１４年近く続いているブログなんて、なかなかありませんからね。当面はツイッター中心の情報提供、紙面以外の予想活動になりますが、いずれ帰ってくるであろう日を待っていてください！
ということで、今週末のあと２回もよろしくお願いします、と宣伝しつつ、そろそろ本題へ。今日も２歳馬情報を中心にお伝えしていきましょう。まずは昨日の栗東に叔母にジェンティルドンナを持ち、ゲート試験に合格していた音無厩舎のミッキースターダム（牡、父エピファネイア、母ベルダム）や、母にＧ１ホースを持つ松永幹厩舎のキャプテンシー（牡、父モーリス、母アドマイヤリード）が帰厩。これからデビューへ向けての調教のピッチを上げていくんじゃないか、と思います。
さて、まずはホッとひと息という話題。先週の福島での新馬で、西園正厩舎のビッグドリーム（牡、父ビッグアーサー）が快勝しました。まぁ、余力十分に６馬身差。その強さというのは見たまんま、という感じですよね。とはいえ、単勝１・４倍という圧倒的な人気だっただけに、西園正調教師から笑みが絶えません。「理想的な形だったし、しまいも追わずにあの競馬だからね」と振り返ります。先週の更新でも書いたように、お父さん似とのことなんですが、「お兄ちゃんは掛かるところがあったけど、この馬は距離にも融通が利きそうな感じがする」と期待は高まっている様子。今後は大山ヒルズへの放牧を経て、小倉２歳Ｓへ向かう予定なんですが、その後はどのレースを選択するのか楽しみになってきました。まずは小倉で賞金加算ですね。
本日の栗東では斉藤崇厩舎のエヴァンジェリーナ（牝、父モーリス、母ジェンティルドンナ）がゲート試験に合格しました。まだ、合格という情報を聞く前、斉藤崇調教師に取材していたんですよね。「まだ緩さもあって、幼いですし、見た目に小さいけど、いい馬ですよ。まずはゲートですね」と説明。冷静に分析しつつ、感触は悪くなかったですよ。今日の感じではゲート合格後は一度、放牧で成長を促しそうだったけど、また話は聞いておきます。
続いては杉山晴厩舎です。こちらは２頭のデビュー予定を聞きました。まずはセレクト１歳セールで１億１０００万円がついたカズアブディーン（牡、父オルフェーヴル、母ユードントラヴミー）は札幌１週目の芝１８００メートルをルメールＪで予定しています。「秘めているモノはありそうな感じがあります。このお父さんですし、洋芝もこなしてくれるんじゃないか、という感じです」と杉山晴調教師は期待していました。
あとはポルラノーチェ（牝、父キズナ、母ナニアヒアヒ）。こちらは前にも紹介しましたけど、ダービー馬マカヒキと同じ母系で、春先のトレーナーの評価が高かったんですよね。こちらは８月１２日の札幌芝１５００メートル、牝馬限定戦を予定しています。「前向きでセンスがありそうな感じ。ゲートもすぐに受かりました。北海道なら１５００、１８００メートルといったタイプです」と杉山晴調教師は説明してくれました。
最後に矢作厩舎。セレクト４・１億円馬のホウオウプロサンゲ（牡、父キズナ、母セルキス）です。現在はゲート試験の練習を行っています。「緩いですけど、悪くないですよ。キャンターにいくと、いい走り。軽い走りなので、ああいう馬が走ってくるんだろうな、というイメージです」と岡助手。当然、まだ成長の余地を多分に残している中、素質は感じられるようで、その動向を見守っていきたい存在です。まぁ、ブログではなくて、ツイッターになるとは思いますが…。
ということで、今日はここまで。また、金曜日です。ではでは
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