◆函館記念追い切り(7月12日、函館競馬場)
函館最終週に行われる2重賞の追い切りが12日、当地などで行われた。
水納(以下、水)「松末さん、どうしてくれるんですか。せっかく今週から函館に来たのに、ずっと雨ですよ」
松末(以下、松)「俺のせいじゃなくて、水納のせいだろ! でも、本当に週末まで天気が悪い。タフな馬場になるのは間違いないかな」
水「やっぱり、洋芝巧者は外せませんよ」
松「連覇がかかるハヤヤッコは、パワフルな動きで、僚馬を3馬身追走で併入。浜中騎手も『元気があってフレッシュさを感じた』と手応えがありそうだった」
水「昨年も重馬場でしたし、再現があるかもしれないですね」
松「函館2戦2勝のユニコーンライオンも気になるな」
水「芝コースでのしっかりした踏み込みを見ると、その成績に納得ですね。福岡助手は『真面目に走っていた。時計が速くなるのは嫌だが、湿った馬場は大丈夫』と歓迎していました」
松「マイネルウィルトスは1年ぶりだけど、昨年2着だし侮れない。今週はしまい重点でも、さすがの安定感があった。宮調教師も『脚元は全然大丈夫。ぐちゃぐちゃの馬場はどうかだけど、多少渋るのはいい』と不安はなさそうだった」
水「3頭とも7歳のベテランですが、まだまだ元気いっぱいですね! まるで、毎晩函館でナイトパトロールに繰り出している松末さんみたいです」