藤田菜七子騎手は福島最終週は10鞍 初戦3着のアイファーバトルは「いい脚を使ってくれた」

藤田菜七子
藤田菜七子

 藤田菜七子騎手=美浦・根本康広厩舎=は、福島最終週は10鞍(土曜5鞍、日曜5鞍)に騎乗する。

 土曜1Rはデビュー戦の前走でコンビを組み、3着と上々の内容を披露したアイファーバトルに連続騎乗。中団でじっくりと構え、最後の直線でもしっかりと末脚を伸ばした。「デビュー戦は新馬らしく、フワフワするところがありましたが、いい脚を使ってくれました。2戦目の慣れが見込めますし、さらにいい競馬ができれば」と意気込む。

 土曜8Rは初騎乗の前走で5着だったキープブライトンに2戦連続の騎乗となる。前走は中団から差す形を選択し、最後の直線では大外から懸命に末脚を伸ばし掲示板を確保した。「前走は向正面でフワフワするところがありましたが、促した時にしっかりハミを取って進んでくれました。今回も同じ条件ですし、前進を期待したいです」。

 土曜6Rはデビュー戦となるミッレマンドルリに騎乗する。19日の最終追い切りで手綱を執り「前向きな気性で、追い切りは動けていました。芝の短いところで頑張りたいですね」と感触は悪くない。

 日曜4Rはコスモアメジストに2戦連続の騎乗。前走は果敢に先手を奪うと、最後までしぶとく粘り腰を発揮し5着と健闘した。「前走は先手を楽に取れたので、リズムよく行って粘ってくれました。ゲートは上手ですし、1800メートルは問題なくこなせると思います。叩き2戦目でもっと粘りが増せば」とさらなる前進に期待する。

 日曜3Rでコンビを組むコパマエチャンは芝の7ハロンの初戦は15着と振るわなかった。今回はダート1150メートルに条件を替えるが「いかにも短距離ダートが合いそうで進言しました。前走くらいゲートを出れば、先手を取って前、前で運んで好レースができそうです」と初戦同様に積極的なレースをイメージする。

【土曜福島】

1Rアイファーバトル(牡2歳、美浦・根本康広厩舎、父バトルプラン)

4Rラルミナ(牝3歳、美浦・田村康仁厩舎、父メイショウボーラー)

6Rミッレマンドルリ(牝2歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ビッグアーサー)

7Rウェンス(牡3歳、美浦・杉浦宏昭厩舎、父モーリス)

8Rキープブライトン(牡3歳、美浦・栗田徹厩舎、父ルーラーシップ)

【日曜福島】

3Rコパマエチャン(牝2歳、美浦・大和田成厩舎、父コパノリッキー)

4Rコスモアメジスト(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父スクリーンヒーロー)

6Rクミンフレイバー(牝2歳、美浦・松永康利厩舎、父スワーヴリチャード)

8Rオウケンムーンアイ(牝4歳、美浦・松永康利厩舎、父オウケンブルースリ)

12Rデフィデリ(牡4歳、美浦・南田美知雄厩舎、父ベーカバド)

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