【レパードS】ダービーから参戦パクスオトマニカは最下位15着 田辺裕信騎手「ダートではダッシュ利かず」

最下位の15着に終わったパクスオトマニカ(カメラ・荒牧 徹)
最下位の15着に終わったパクスオトマニカ(カメラ・荒牧 徹)

◆第15回レパードS・G3(8月6日、新潟・ダート1800メートル=良)

 全15頭が重賞初制覇をかけて臨戦した3歳ダート戦は、岩田望来騎手が手綱を執った単勝5番人気のライオットガール(牝、栗東・中村直也厩舎、父シニスターミニスター)が3頭の競り合いを制し、重賞初挑戦で初タイトルを獲得した。昨年開業した中村調教師も重賞初勝利となった。

 2着は3番人気のオメガギネス(戸崎圭太騎手)、3着は8番人気のルクスフロンティア(秋山真一郎騎手)。日本ダービー(13着)から転戦する異例のローテションで挑んだ6番人気のパクスオトマニカ(田辺裕信騎手)は最下位の15着に終わった。

 菱田裕二騎手(マオノアラシ=5着)「すごくいいスタートが切れて、いつもよりいい位置で道中のリズムも良かったです。力は示してくれたし、これからもっと良くなってくると思う」

 角田大和騎手(マテンロウガイ=6着)「切れないけどスタミナがあるので、そこを生かせれば良かったのですが、久々のぶん、いつもよりスタートの反応が悪かったです。ただ左回りの方が乗りやすさが違って断然いいですね」

 幸英明騎手(ツウカイリアル=7着)「少し出遅れてしまった。1~2角で挽回はできたが、無理せずポジションを取れれば、しまいの伸びが違ったと思う」

 和田竜二騎手(クレメダンジュ=8着)「前半はいいところにつけられたが、勝負どころで勢いをつけて行きたかったので外に出したぶん、ジリジリになってしまった。それでも力をつけていますね」

 吉田豊騎手(リバートゥルー=9着)「脚は使っているけど、初めての1800メートルにコーナー4つで前半ついていけなかった」

 松山弘平騎手(クールミラボー=10着)「自分の形で競馬はできましたが、思った以上に前が止まらず脚を使えなかった。馬場がパサパサ過ぎて少し走りにくそうな感じでした」

 杉原誠人騎手(ハッスルダンク=13着)「最後まで走り切っていない感じで覇気もない感じでした。テンションも高かったし、暑さが影響しているのかもしれないです」

 田辺裕信騎手(パクスオトマニカ=15着)「行こうと思ったけど、ダートではダッシュが利かず、かなり厳しかったですね」

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