◆第59回札幌記念・G2(8月20日、札幌・芝2000メートル)追い切り=8月16日、函館競馬場
復活を目指すシャフリヤール(牡5歳、栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)は、10日に続いて横山武史騎手が騎乗。函館競馬場の芝コースで追い切られた。他厩舎のトウカイカグラ(3歳未勝利)を5馬身ほど追いかけると、直線では鞍上が強めに追い、ステッキを入れる場面も。時計は5ハロン65秒9―11秒8で、1馬身半の先着だった。
横山武史騎手は「今日は早めに抜け出さないようにと、ムチを入れての反応がテーマでした」と説明した。続けて「先週よりも反応が良かったですし、いい部分が見られた。でも本来ならもう一段階、動けると思う。それが(実戦で)出せれば」と言葉をつないだ。2度のコンタクトを生かして、ダービー馬を復活の勝利へと導く。