【中山9R・芙蓉S】クラシックへ新星誕生シリウスコルトV 三浦皇成騎手「いろいろな競馬ができたことが大きい」

余裕たっぷりにオープン初勝利を挙げたシリウスコルト(カメラ・荒牧 徹)
余裕たっぷりにオープン初勝利を挙げたシリウスコルト(カメラ・荒牧 徹)

 9月30日の中山9R・芙蓉S(2歳オープン、芝2000メートル、9頭立て)は、4番人気のシリウスコルト(牡、美浦・宗像義忠厩舎、父マクフィ)が直線で抜け出し、オープン初勝利を挙げた。勝ち時計は2分3秒0(良)。

 道中は外の4番手に構えたが、早めに動き出し、直線入り口では抜群の手応えで2番手に進出。直線でゴーサインが出されると一気にギアを上げ、後続を2馬身突き放し、最後は手綱を緩める余裕のV。暮れの大一番、その先にあるクラシックへ大きな弾みをつけた。

 三浦皇成騎手は「前走で初めて乗せてもらって、返し馬から距離を延ばしてほしいと思っていました。それを踏まえた競馬ができました。この暑い時期に厩舎がいい状態に仕上げてくれました。展開が遅くて途中でハミをかんだけど、普通のレースなら問題ないです。いろいろな競馬ができたことが大きいです」と手応えを話した。

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