【中山6R・2歳新馬】1番人気ヴェルトラウムが3馬身差の完勝 戸崎圭太騎手「新馬戦としてはいい内容」

デビュー戦を3馬身差をつけて快勝したヴェルトラウム(カメラ・荒牧 徹)
デビュー戦を3馬身差をつけて快勝したヴェルトラウム(カメラ・荒牧 徹)

 9月30日の中山6R・2歳新馬(ダート1200メートル、16頭立て)は、1番人気のヴェルトラウム(牡、美浦・西田雄一郎厩舎、父ミッキーロケット)が最後の直線で力強く抜け出し初陣を飾った。勝ちタイムは1分12秒8(良)。

 ゲートはやや遅れたものの二の脚がつき、すぐにポジションを挽回して先団の内ラチ沿いを追走。4コーナーでゴーサインが出されるとグンと加速し、前との差を詰めにかかった。最後の直線では粘り込みを図るサトミノエガオ(小林美駒騎手)を残り100メートルで捉えると、最後は流す余裕も見せ、3馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。上がりはメンバー最速タイの37秒3だった。

 戸崎圭太騎手は「スタートで扉に驚いてひと息でしたが、二の脚でカバーしてくれてその後はスムーズに運べました。手応えも終始良かったですし、新馬戦としてはいい内容でした」と振り返った。西田調教師は「ジョッキーも慌てずに乗ってくれました。ゲートは扉にびっくりしたところもあったけど、そのお陰で砂をかぶったり、馬込みを経験することができました」と収穫は大きかったようだ。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル