【東京11R・サウジアラビアロイヤルカップ】◎ボンドガールから入る。新馬戦は好スタートから内めの3番手を確保。遅い流れでも折り合いは全く問題なく、直線で進路がなく待たされる場面もあったが、ラスト300メートル付近で外に持ち出すと、先行した2頭を上がり最速33秒0できっちり交わした。
コンビを組んだレーン騎手は「新馬とは思えないくらいプロフェッショナルだった」と絶賛。その後、休養している間に2~6着まで勝ち上がり、2頭はすでにオープン入りしたことを考えても、高く評価できるデビュー戦だった。
夏場に成長を促した効果で馬体が大きくなり、調教の走りは力強さが増した。1週前追い切りは新コンビの川田騎手が騎乗して、美浦・Wコースで自己ベストタイの5ハロン67秒7―11秒4をマーク。4か月ぶりの秋初戦でも、勝ち負けを期待できる。
シュトラウスは新馬戦が9馬身差の圧勝。不良馬場で4角先頭から上がり最速34秒5と内容も優秀。ここも持ち前のスピードを生かして押し切りを狙う。ゴンバデカーブースは美浦・Wコースで格上の古馬と意欲的な併せ馬を消化。現時点での力を出せる仕上がりにある。