◆第40回マイルCS・G1(11月19日、京都競馬場、芝1600メートル)
前哨戦の富士S4着からの巻き返しを期すイルーシヴパンサー(牡5歳、美浦・久保田貴士厩舎、父ハーツクライ)が、上昇ムードを漂わせている。
11月8日の1週前追い切りは、美浦・Wコースでケンアンビシャス(5歳2勝クラス)と併せ馬。追走から直線では抜群の反応を見せ5ハロン65秒6―11秒8で先着し、状態の良さをうかがわせた。久保田調教師は「動きはしっかりしていて良かった。1回使って素軽くなった。前走は好位をとって競馬をしてくれて、幅が広がった。京都は直線があるし、右回りも問題ない」と期待十分の口ぶりだ。