【マイルCS】逃げたバスラットレオンはブービー15着 鮫島克駿騎手「この馬の好走パターンを貫こうと」

15着のバスラットレオン(カメラ・義村 治子)
15着のバスラットレオン(カメラ・義村 治子)

◆第40回マイルCS・G1(11月19日、京都・芝1600メートル、良)

 秋のマイル王決定戦は16頭立てで争われ、5番人気のナミュール(牝4歳、栗東・高野友和厩舎、父ハービンジャー)がゴール前で一気に差し切り、前走の富士Sに続く連勝で、G1初制覇を飾った。牝馬の制覇は20&21年連覇のグランアレグリアに続く史上7頭目(8回目)。鞍上は当初騎乗予定だったライアン・ムーア騎手がこの日2Rの落馬負傷で、藤岡康太騎手に騎手変更となっており、09年NHKマイルC(ジョーカプチーノ)以来となるJRAG1・2勝目を代打で決めた。勝ち時計は、1分32秒5。

 2着に3番人気のソウルラッシュ(ジョアン・モレイラ騎手)、3着に7番人気のジャスティンカフェ(坂井瑠星騎手)が続いた。

13着のダノンスコーピオン(カメラ・義村 治子)
13着のダノンスコーピオン(カメラ・義村 治子)

 団野大成騎手(ダノンスコーピオン=13着)「1週前の追い切りよりも雰囲気は良かったし、ゲートでも落ち着いていた。最後はやめようとすると聞いていたが、直線の手前から気を抜いていました」

 鮫島克駿騎手(バスラットレオン=15着)「少々のハイペースでも、この馬の好走パターンを貫こうと。直線で馬場の良いところに出したけど、外回りは逃げが決まりづらいですね。苦しい競馬になりました」

16着のセルバーグ(カメラ・義村 治子)
16着のセルバーグ(カメラ・義村 治子)

 松山弘平騎手(セルバーグ=16着)「自分の競馬はできたと思いますが、今日は同型がいたのが厳しかったですね」

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