【中山5R・2歳新馬】凱旋門賞馬デインドリームを母に持つドリーミーデイが弔いV 母は今年8月に天国へ

デビューVを飾ったドリーミーデイ(カメラ・荒牧 徹)
デビューVを飾ったドリーミーデイ(カメラ・荒牧 徹)

 12月9日の中山5R・2歳新馬(芝1600メートル、16頭立て)は、1番人気のドリーミーデイ(牝2歳、美浦・久保田貴士厩舎、父ルアーヴル)が、逃げ切って初陣を飾った。勝ち時計は1分35秒4(良)。

 6番枠からスタートを決めて、そのままハナを奪った。前半1000メートル1分0秒9のスローペースを刻むと、直線ももうひと伸びして後続に2馬身差をつけた。

 母デインドリームは凱旋門賞など欧州G15勝挙げた名牝で、今年の8月に急逝しており、天国の母に届ける勝利となった。鞍上の田辺裕信騎手は、「いろいろと頼りないところはあるが、センスは感じていたし、動き出しとか動いた感じはいいものがあったので、先生(久保田調教師)ともいいところを伸ばしていければと話していました。苦しめずに勝ち上がれたので、成長段階ですけどこれからパワーアップしていければ」と今後に期待していた。

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